布団が使いづらい部屋が増えてきている

布団はやはり畳との相性が良いようです。畳に布団を敷いていても、湿りすぎて困ったことはありません。フローリングでも、本物の木材を使ったフローリングならば問題ないのかもしれませんが、そうした本物の木のフローリングは、少なくとも一般的な家賃の賃貸住宅では稀なようです。賃貸住宅でフローリングと書かれていれば、コンクリートの上に、ホームセンターなどで見かける木目調のビニールが貼り付けてある床です。それ以外の、本物の木でできた床というのは見たことがありません。こうした偽フローリングの上に布団を敷いて寝るときには、注意が必要です。翌朝、敷布団がぐっしょりと濡れていることがあるからです。寝ている人の水分なのか、冷たい床と暖かい布団の温度差で結露したものかは定かではありませんが、布団が非常に湿っていることは珍しくありません。

頻繁に干すように心がけるか、フトン乾燥機を購入したほうがいいかもしれません。ベッドで寝るのでなければ、やはり畳の部屋のほうが良いのですが、最近では、畳の部屋は少なくなってきているように感じます。単純に、和風よりも西洋風の部屋のほうが、店子に受けが良いのかもしれません。畳であれば、店子が変わると畳を新しくしなければならないと思われる大家さんもいるようで、そうなると、かなりコストがかかります。実用的な理由では、畳の部屋にすると、部屋の間取りや広さが、畳の形や大きさに制限されてしまう、ということもあるのかもしれません。個人的には、ベッドで寝る習慣がないので、フローリングと畳の部屋が同じ家賃であれば、畳の部屋を選びたいのですが、そう思う人はあまり多くないのかもしれません。布団を使った生活は、非常に便利で、4畳半の手狭な部屋でも充分に生活していけます。これがベッドであれば、4畳半の部屋では足の踏み場もなくなってしまうでしょう。引越しのときも、ベッドがあるだけで、引越しがかなり大変な作業になってしまいそうに思います。フトンであれば、たためば小さくなるので、大した困難はありません。おかげで、自動車を使わずに、自転車だけで2度ほど引越しをした経験があります。

高齢者や、腰や膝を傷めている人などにとっては、ベッドでの寝起きのほうが容易いというメリットもありますが、それ以外のケースでは、フトンのほうが便利なことが多いのではないかと感じます。もう少し和式の生活のメリットが見直されても良いのではないでしょうか。

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