布団の保温性について

日本の畳生活における布団の材質は綿から毛、毛、化繊、その後羽毛と材質は変わりました。敷き布団は、綿、羊毛、化繊が主流です。畳からの冷え込みを防ぎます。暑くてもなんとか眠れますが、あまりに寒いと人間眠れません。従来の綿の布団は敷布団としては夏場汗を吸収してくれるため、体感温度が涼しく感じますが、冬は冷たく感じます。また、羊毛は夏冷たくはないまでも暑いかというと、さほどに感じませんし、冬もひんやり感はなくていいです。掛布団は毛、化繊、羽毛が主流になったでしょうか。空中の冷え込みを防ぐもので、冬は保温性という意味では羽毛製を利用するのとしないのとでは、毛布1枚分の差があります。寝る間際までつけていたエアコンも、夜中は止めていると冷え込みますが、羽毛は保温性が高いので寝ていて寒いと感じません。冬は体からの発する熱が逃げないため、朝まで熱がこもって暖かいです。

さらに、先日実験したところ、湯たんぽを入れておくと、朝まで湯たんぽの中の湯がさめきっていないで温かいのです。これが何よりの証拠です。また、売られている羽毛の掛布団はメーカーもそうですが、使用されている中綿のダウンの質や量で保温性が格段に変わります。購入した時期によっても中身がかわりますから単純にいくらのものなら温かいとはいえませんし、高ければいいというものでもないです。以前、似た値段で別メーカーのを買い足したのですが、温かさが全く異なりました。材質と羽毛量はしっかりチェックすべきです。夏は保温の必要がないので、山間部以外は羽毛は必要はありません。むしろ、綿のタオルケットのほうが汗を吸ってくれるので気持ち良かったりします。アウトドアで利用するシュラフも、昔は化繊のものもありましたが、その後羽毛になり、さらに保温性の高い羽毛が使用され、コンパクト化軽量化され、高山での利用にも大活躍のようです。日本の歴史の長きにわたっては30年くらい前まで敷きも掛けも両方綿のものを利用していました。中綿をくるむ素材は絹を利用したものもありましたが、今から思うと重く、圧迫感がありました。ベッドの生活でない人にとっては毎日の上げ下ろしだけでも負担であったはずです。

材質が、化繊や羊毛は重さの点からすると綿より軽く、綿よりは保温性が高いです。化繊と羊毛に関して言えば、毛布がいい例かと思いますが、化繊だと家でクリーニングできますが、ドライクリーニングの必要があります。保温性の尺度から言うともちろん、羊毛のほうが高いです。

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